Tier1の太陽光メーカーとOEM契約を結び、150ヶ国以上に製品を提供するBluesun Solarの主力製品は、モジュール変換効率23%の「JETシリーズ」だ。バスバーやフィンガーなどセル表面の配線を裏面に配置するHPBC技術によって、表面の遮光をなくし、さまざまな角度からの光の吸収率を向上した。JETシリーズに新たにラインナップされた最大出力450Wの高出力モジュールは、持ち前の美しいデザインが住宅などの屋根上設置に最適だ。2022年に設立された同社の日本法人であるBluesun Japanの何牧常務取締役は「日本市場での差別化を図り、高出力・高効率な商品を展開している」と話す。
「JETシリーズ」は、去年11月から太陽光部材専門のECサイト「ソーラーオフ」だけでオンライン販売されている。同サイトは、モュールやパワコン、蓄電池といった創・蓄エネ商材をメーカーや商社から正規ルートで直接仕入れ、中間コストを削減。小口ットから購入でき、北海道や沖縄、離島などへの送料も1枚あたり数千円と安価だ。サイトを運営するベストワンの代表取締役・影山潤氏は「今春以降、表面のグリッド線を黒色に統一したフルブラックモデルもラインナップの予定」と力を込める。
株式会社ベストワン
代表取締役兼CEO
影山 潤氏
Bluesun Japan株式会社
常務取締役
何 牧氏