ファンドクリエーショングループは7月31日、大分県由布市のメガソーラー(大規模太陽光発電所)「大分由布太陽光発電所」について、プロジェクトファイナンスによる資金調達を実行したと発表した。金融機関および調達金額は非公表、同発電所の開発費用の借り換えと説明している。
同発電所は、太陽光パネルの出力は約8MWと同社グループが開発した太陽光発電所で最大規模となる。年間CO2削減効果は約3788tの見込み。2023年3月に稼働した。
事業主体は、同社連結子会社の湯布院塚原ソーラー・エナジー合同会社。太陽光パネルは、中国ジンコソーラー製を採用した。発電した電力は、固定価格買取制度(FIT)に基づき九州電力送配電に売電する。
経済産業省の公表する事業認定情報によると、連系出力は6.5MWで、認定取得時期は2013年2月、買取期間は2042年2月までとなっている。
同社グループは、これまで11カ所のメガソーラーを開発した。合計出力は25.4MWに達し、年間CO2削減効果は1万tを超えた。今後も太陽光発電への投資事業など加速させ、CO2削減効果を現在の4倍の4万tに引き上げることを目標としている。